『BJアドバンスプロジェクト(2005.4)』のあらまし

    BJ創立30周年(2008.3)を目指した新たな発展のために

                                                    2005年4月
                                            BJ総監督  大津 保男

 「スポーツは、本来、人間にとっての“遊び”であり、しかも“競技”として完成する」
 というスポーツの理念を踏まえ、
小学生年代の子供が主体であるBJの活動の基本姿勢
 としては、サッカーを中心としたスポーツについて、(競技としての完成を急ぐことなく)

底辺の拡大・充実、周辺への拡大・普及に努めるとともに、

青少年の心身の健全育成と家庭や地域でのスポーツの定着化のため、

「明るく・楽しく・元気で・健康が一番」との考えを大切にして

『体力』・『知力』・『気力』のバランスに配慮した育成に取り組















●2006年ワールドカップに向けて盛り上がろう!

●世代を超えて楽しめるサッカーを定着させよう!

●色々なスポーツにチャレンジしよう!

●スポーツを暮らしの中に組み込もう!

●「明るく・楽しく・元気で・健康」が一番!




《 目標達成への視点 》


◎ 子供・父母(家族)・指導者のそれぞれの役割についての

 共通認識


      − 三者のバランスと協力によって各々が成長

◎ 子供の自主性と判断力を育むための観察と忍耐

      − サッカーは状況判断のゲーム

◎ グリーンカードの活用等で潜在能力を最大限に引き出す工夫

 と配慮

      − ほめて引き出す「やる気」と「技術」





                      《 チーム運営の基本 》


● 安心・安全な活動環境を確保しよう

     − 本拠地(いつでも仲間と集える場)を大切に
     
− 設備・備品の維持管理を適切に
     − 地域との連携を密接に

● 心強いサポーターとなって参加しよう

    − 「自分の子供」から「チームや地域の子供」へ
     − 各々の得意な分野でチームや地域に貢献を





          

                             《 育成指導の基本 》


 
「教育」から「共育」に、そして、焦らず、忍耐強く成長のタイミングを

 見守ろう


   → 観る学ぶ押しつけない愛情情熱認める公平引き出すのばすほめる
   ・
しかる

 「気づき」「進んで」「続けて」「目指す」子供の育成を目標としよう

   → 一人ひとりの「きもち(心理・心情)」「からだ(体調・成長)」「あたま(理解・
   納得)」
の正しい理解に努めよう。

 「社会(団体)のルール」をお互いに守ろう

   → 相手を敬う気持がスポーツマンシップの基本。「フェアプレー」や「あいさつ」の習
   慣を
身につけさせよう。



            《 子供の心構え 》


仲間を大切にし、ボールと仲良くなろう!」

 − 真のスポーツマンを目指そう。ボールに自分の気持ちが通じるようにしよう。


「何事にも目標を持ち、チャレンジ精神を大切にしよう!」

 − 目標なくして向上なし。達成感は成長の源。失敗をおそれずチャレンジしよう。


「自分のことは自分でやってみよう!」

 − 父母や指導者に言われる前に率先して行動しよう。


「試合では全力を尽くして勝利を目指そう!」

 − 練習の成果を試合で発揮し、試合での失敗は練習で補おう。


「大きな声で自分から進んであいさつをしよう!」

 − サッカーではコミュニケーションが大事。普段から積極的に声を出そう。